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反転型チャートパターン

チャートパターンとは、値動きの結果チャート上に現れるパターンを捉えて、その後の値動きを予測するテクニカル分析の手法です。チャートパターンには、反転型(トレンドに重大な反転が見込まれる)と継続型(トレンドの継続が見込まれる)の二つのパターンがあり、ここでは反転型について検証します。
反転型のチャートパターンの主なものに、ヘッドアンドショルダー、ダブルトップ、トリプルトップ、ラウンドトップ等があります。

1.各パターンの共通の前提事項
2.ヘッドアンドショルダー・逆(リバース)ヘッドアンドショルダー
3.トリプルトップ・トリプルボトム
4.ダブルトップ・ダブルボトム
5.ラウンドトップ・ラウンドボトム

1.各パターンの共通の前提事項

・あらかじめトレンドが存在すること

反転パターンを判断する上で、あらかじめしっかりしたトレンドがあることが大前提です。
そもそもトレンドが無ければ反転とは言えないわけですから、しっかりしたトレンドが現れていない中で、パターンが現れてもそれは反転パターンに該当しないと言えます。

・トレンドラインのブレイク

あらかじめ現れているしっかりしたトレンドのトレンドラインがブレイクされたか確認することは大切です。
トレンドラインがブレイクされたからといって必ずしも反転するとは限りません、横ばいトレンドの始まりかもしれませんし、調整のパターンかもしれません。
とは言え、トレンドラインのブレイクが反転パターンへきっかけになり、チャートパターンが完成することにもなります。

・パターンが大きいほどその後の値動きも大きい

大きいほどという意味は、二つあります。
一つは、チャートパターンの上下の値幅が大きいことです。
もう一つは、チャートパターンの横幅、つまりパターンの完成に要した時間が長いことです。
価格がチャートパターンの中で大きく上下するほど、そしてパターンの完成に長い時間がかかるほどそのパターンは重要なものとなり、その後の値動きも大きなものとなる可能性が大きくなります。

2.ヘッドアンドショルダー・逆(リバース)ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダーの例

高値安値を切り上げながら上昇トレンドが続いて来たが、次第に勢いを失いかける場面を考えてみましょう。A点で高値を付けて、B点まで押し目を付けました、ここまでは上昇トレンドの中の動きと判断できます。
その後、C点で高値を付けた時に、A点の高値を大きく更新できませんでした、そして、D点で押し目を付ける過程で上昇トレンドラインをブレイクしてしまいました。
その後トレンドが継続するのであれば、C点の高値を上抜けて行く値動きが必要ですが、そこまでの勢いは見られず、上昇トレンドに変調を来していることが見受けられます、高値はE点止まりとなりました。
そして、B点とD点を結ぶネックラインをブレイクしてヘッドアンドショルダーのパターン完成です。

ブレイクされたB点とD点を結ぶネックラインですが、その後レジスタンスと機能することがしばしば見受けられます。したがって、極めて保守的にトレードするのであれば、最初にネックラインをブレイクした時ではなく、ブレイクしてしばらくして、再度ネックラインへ接近したところを狙ってエントリーするトレード方法もあります、G点辺りでのエントリーです。

目標価格の推測:ヘッドアンドショルダーのチャートパターンでは、パターンが完成したら、
C点とネックラインを結んだ距離(価格差)と同じ距離を、ブレイクしたネックラインからの最低目標価格とすると良いと言われています

逆(リバース)ヘッドアンドショルダー

逆(リバース)ヘッドアンドショルダーの例

逆(リバース)ヘッドアンドショルダーは、ヘッドアンドショルダーをひっくり返した形で、下降トレンドの最終局面に現れるチャートパターンとなります。
下降トレンドラインをブレイクし、C点の安値を更新できずにネックラインを上方へブレイクすればパターン完成です。

3.トリプルトップ・トリプルボトム

トリプルトップ、トリプルボトムは、まれに発生しますが、このパターンはヘッドアンドショルダーの変形にすぎないと言ってよいでしょう。
大きな違いは、トリプルトップボトムの場合は3つの頂上ないし谷が3つとも大体同じレベルにあることです。

・トリプルトップ

 トリプルトップの例

・トリプルボトム

 トリプルボトムの例

4.ダブルトップ・ダブルボトム

ダブルトップもダブルボトムも比較的良く見受けられるチャートパターンです。
基本的な考え方はヘッドアンドショルダーと同じです。トレンドの勢いが弱まったことをチャートパターンで認識し、ネックラインブレイクでエントリーを検討します。

・ダブルトップ

 ダブルトップの例

・ダブルボトム

 ダブルボトムの例

5.ラウンドトップ・ラウンドボトム

ラウンドトップとラウンドボトムはソーサー(皿)トップ、ソーサーボトムとも呼ばれます。
上記3つのチャートパターンに比べると頻度は低いのですが、下値を固め、上値を固めてから、次のトレンドがゆっくり発生するパターンなので見つけたら、じっくりトレンドに乗れる可能性があるので覚えておかれると良いと思います。
トレンドの終えんで、値動きが小さく長くトップの期間が続き、トップの期間後チャートの形状がお皿をかぶせたような形状がしているからそう呼ばれています。
ボトムでは、お皿で受け止めるようなチャートの形になります。

・ラウンドトップ

 ラウンドトップの例

・ラウンドボトム

 ラウンドボトムの例

 

チャートパターンを理解するうえで重要なことは、形を覚えることもそうですが、トレンドの勢いが落ちてきていることを示すチャートパターンを捉えることにあります。市場参加者の買い意欲、売り意欲がチャート上のどこに集まっているのか、チャート上のどこで、どのタイミングで、どちらの方向へポジションを持てば優位性のあるトレードになるかを考えることが重要です。

サポートとレジスタンス

テクニカル分析を行う中でサポートとレジスタンスは大変重要な概念であると言えます。
サポートとレジスタンスを理解することで優位なエントリーポイントやエグジットポイントを発見することにつなげていけます。

A.サポートとレジスタンス
B.サポートとレジスタンスのが意識される理由
C.サポートとレジスタンスの逆転

A.サポートとレジスタンス

サポート(下値支持線)とレジスタンス(上値抵抗線)

サポートは、下げてきた価格が下げ止まり、反転上昇した価格のラインです。
売り圧力が強い局面で、その売り圧力に買い圧力が上回った価格帯と言えます。結果的に価格は下げ止まり上昇します。

テクニカル分析サポート(下値支持線)の例

 

レジスタンは上げてきた価格が上げ止まり、反転下落した価格のラインです。
買い圧力が強い局面で、その買い圧力に売り圧力が上回った価格帯と言えます。結果的に価格は上げ止まり下落します。

テクニカル分析レジスタンス(上値抵抗線)の例

一般的にサポートは、前安値を指す場合が多く、レジスタンスは前高値を指す場合が多いようです。

サポートやレジスタンスを捉えるときは、ピンポイントの価格で捉えるのではなく、ゾーンやレベル感のように、少し幅を持って捉える方が良いと言われています。

 

B.サポートとレジスタンスのが意識される理由

説明を単純化する為に市場参加者を買いポジションを持つ人、売りポジションを持つ人、ポジションを持っていない人3つに分類します。

例えばマーケットがあるサポートレベルまで下がって、揉み合った後上昇に転じたと仮定します。

買いポジションを持つ人は含み益があることを喜びながら、もっと買っておけばよかったと思うでしょう、
売りポジションを持つ人は含み損を抱えて、しまったと後悔しながら、なるべく損を小さく買い戻しができないか思案するでしょう、
ポジションを持っていない人は、価格が上昇した事実を前にして買い方向でポジションを構築する決断をし、参入する為の買い場を探すでしょう、

この状態で、万一価格が再度サポートレベルまで下がるとこれらの参加者の買い圧力で価格が押し上げられることになります。

サポート付近での取引が多いほど、サポートの重要性も大きくなります。取引が多いということは、そこでポジションを持とうという参加者が多いということになります。
参加者が多いということは、そこのサポートレベルで多くのポジションが保有されることになるからです。

サポートもレジスタンスもその付近での取引が多いほどサポートの意味合いが強く大きくなります。
サポートの強さ大きさは、どれくらい長い時間、どれくらいのボリュームがそこで取引が行われたかに影響されます。
また、どれくらいの近い時期の取引であったかという点も重要となります。

C.サポートとレジスタンスの逆転

ある時まで、サポートとして機能していたレベルを、安値方向へブレイクすると、今度はサポートレベルがレジスタンスへと変化する。
また、ある時まで、レジスタンスとして機能していたレベルを、高値方向へブレイクすると、今度はレジスタンスレベルがサポートへと変化し、サポートとレジスタンスの役割が逆転することがあります。

このサポートとレジスタンスの逆転現象は為替のマーケットの中では、比較的良く見られます。また、絶好のエントリーのチャンスでもあります。

サポートがレジスタンスに変化する実際のチャートの例
2016年2月10日~26日にかけての EURUSD1時間足のチャートです。

テクニカル分析サポートがレジスタンスに変化する実際の例

 

EURUSD 1時間足チャートその後です

テクニカル分析サポートがレジスタンスに変化する実際の例のその後

 

このサポートレジスタンスが逆転するポイントを発見したら、損小利大でエントリーする絶好のチャンスとなるでしょう。

レジスタンスがサポートに変化する実際のチャートの例
2015年11月11日~25日にかけてのAUDUSD 1時間足のチャートです

テクニカル分析レジスタンスがサポートに変化する実際の例

 

AUDUSD 1時間足チャートその後です。

テクニカル分析レジスタンスがサポートに変化する実際の例その後

 

トレンドとトレンドライン

テクニカル分析を行う上で、トレンドの概念は、売り・買いどちらにエッジ(優位性)があるかを判断するうえで必須の概念です。トレンドの概念には様々な判断基準がありますが、ここでは、ダウ理論とそれに付随したトレンドラインについて検討してみます。

1.トレンドの定義(ダウ理論による)
2.トレンドラインの定義
3.実戦でのトレンドラインの判断
4.トレンドラインで推測するストップロスの位置

1.トレンドの定義(ダウ理論による)

トレンドは直訳すると、傾向・動向・流行・流れる向き・等です。
トレードでは価格が動く向き(方向)という意味になります。

ダウ理論の定義によると、

連続する高値、安値の各々がその前の高値、安値より上である限り、上昇トレンド
連続する安値、高値の各々がその前の安値、高値より下である限り、下降トレンド
連続する安値、高値の各々がその前の安値、高値より上であり下である、横ばいトレンド

となっています。

イメージで表すとこんな感じです。
・上昇トレンド

上昇トレンドの例

・下降トレンド

下降トレンド例

・横ばいトレンド

横ばいトレンド例

2.トレンドラインの定義

上昇トレンドの安値を結んで引いたラインが、上昇トレンドライン、
下降トレンドの高値を結んで引いたラインが下降トレンドラインです。

実際のチャートに引いてみた例がこちらになります。

トレンドラインを実際にチャートに引いた例

一般的には、トレンドラインの特性として、上昇トレンドライン迄価格が下がってきて、トレンドライン辺りで価格が下げ止まり、価格が再度上昇に向かう、
下降トレンドライン迄価格が上昇してきて、トレンドライン辺りで価格が上げ止まり、価格が再度下落に向かう、値動きがすることがある、と言われています。
つまり、斜めのラインで、価格をサポート(下支えする)する、価格をレジスト(上で抵抗する)する特性があるとされています。
これを利用してトレード戦略を立てましょうというものです。

教科書的なトレンドラインとはこのようなものですが、トレードにどう役に立てればいいのか良くわかりませんね。
実際のチャートで引いてみて、トレンドラインと価格の動きがどのような関係にあるか整理してみましょう。

3.実戦でのトレンドラインの判断

ダウ理論の定義にしたがって引いたトレンドラインが、サポートやレジスタンスとして機能するケースはほとんど見られません。
MT4を利用して、過去チャートで、上昇トレンドライン下降トレンドラインを引いてみてください。
高値安値が同時に切り上がってから、上昇トレンドラインを、また、高値安値が同時に切り下がってから、下降トレンドラインを引いてみてください。
私が過去チャートをチェックした範囲では、トレンドラインがサポート・レジスタンスとして機能する確率は5割を切っています。

実際にはもっと低い確率でしょう。

テクニカル分析で重要なことは確率です、引いたトレンドラインの5割以上がサポートやレジスタンスと機能しないのであれば、そのトレンドラインのサポートやレジスタンスに従ってトレードすることは危険と言えます。

実際に発生確率が高いトレンドラインのパターンをご紹介しておきたいと思います。

A.トレンドラインの角度が緩やかなものから、徐々に急なものへと変化して行くパターン

USDJPYの2016年2月16日から2016年2月26日迄の10日間の1時間足チャートです。

トレンドラインの角度が変化するパターンの例

戻り高値を付けた1の地点から徐々に下げ始め、100Pips程度の戻りを入れながら、下落した相場となっています。

この値動きにトレンドラインを引くと赤、青、緑の3本のトレンドラインが引けます。
この3本のトレンドラインは、赤、青、緑の順に角度が急になっています。
また、この3本のトレンドラインがレジスタンスとして機能した点は○の一ヶ所のみです。

トレンドラインの定義にしたがってトレンドラインを引いても、このチャートの範囲では、トレンドラインを使ったエントリーのチャンスは1回しか見つからないということです。

また、このチャートのパターンのように、最初に引けるトレンドラインの角度が緩やかなもので、
その後に引けるトレンドラインの角度が急になって行くパターンは随所に見受けられます、そして、一旦トレンドラインをブレイクすると、
あっさり逆のトレンド方向へ向かっていくケースが多い傾向にあります。

B.トレンドラインの起点が最安値、最高値以外のパターン

以下のチャートをご覧ください。
USDJPYの2014年10月から2015年10月の1年間の日足チャートです。

トレンドラインの起点が最安値、最高値以外のパターンの例

2015年10月15日の安値は、米国ウォールマートの決算が悪化したことを受けて下げたのですが、
2014年10月15日の安値から、上海株暴落での安値2015年8月24日安値を結んだ線(トレンドライン)の延長線でピタリと止まっています。

このピタリと止まった、2015年10月15日の1時間足をチェックすると以下のようなチャートになっています。

トレンドラインの起点が最安値、最高値以外のパターン1時間足拡大

C.流れの中でのトレンドラインを引く

ダウ理論の定義を無視してトレンドラインを引いてみましょう。
定義に囚われずに引くことで、相場の勢いを視覚的にわかりやすくする効果があります。
高値更新を失敗した、安値更新を失敗した相場は徐々に勢いを失います。

・下げてきた相場が反転上昇に向かう時
安値が切り上がっているけれども、高値が切り上がる状態では無い。
この状態から、高値を切り上げると急反発するケースがあります。

上昇トレンドライン引き方例

・上げてきた相場が反転下落へ向かう時
高値が切り下がっているけれども、安値が切り下がる状態では無い。
この状態から、安値を切り下げると、急落するケースがあります。

下降トレンドライン引き方例

余談ですが、安値、高値、安値、高値の4点が完成して、安値が切り上がる、かつ、高値が切り上がらなければ、上昇トレンドラインと呼ばない、
高値、安値、高値、安値の4点が完成して、高値が切り下がる、かつ、安値が切り下がら無ければ下降トレンドラインと呼ばない、
そしてそれを満たさないトレンドラインは引いてはいけない、トレンドラインと呼ばない等と平気で教えるところもあります。

そもそも、トレンドラインと呼ぶか否かではなく、斜めのラインで市場参加者が意識している価格ポイントを探ることが最も重要なポイントなのですが・・・市場参加者が意識しているところをチャート上から探すのがテクニカル分析の第1の目的です。

4.トレンドラインで推測するストップロスの位置

以下のような上昇トレンドがあり、運よく買い持ちのポジションを持てたあなたは、どこにストップを置きますか?

トレンドラインで推測するストップの位置

そう、トレンドラインの少し下の価格におきますよね、利益が伸びれば、トレンドラインに沿って切り上げることも検討しますよね。
ということは、トレンドラインに沿って、ストップロスが溜まっている可能性があるということですね。

以下のチャートが上記トレンドのその後です。

トレンドラインで推測するストップの位置続き

ストップロスが溜まっている可能性があるということは、トレンドラインの前後5~10Pipsの価格が点けばストップロスがつくこととなり、価格が走る可能性がありますね。そして終値でトレンドラインをブレイクしたら、トレンドは一旦終了と見るべきでしょう。

逆に、このトレンドラインがトレンドラインとして機能するのであれば、安値ではブレイクするが、終値では戻る場合があります。ストップ狙いで一時的に安値を付けたけども、押し目や戻りと見て新規の買いや売りが増えて、トレンドが維持されるケースです。トレンドラインが機能したケースですね。

いくつかの例を示した通り、教科書の定義ではなく、市場参加者が意識するところが重要となります。みなさんも、過去チャートを分析して、いくつものトレンドラインを引いて見られることをお勧めします。

実際に斜めのラインを使ってエントリーのタイミングを計るトレード方法については別記事でご紹介したいと思います。

MT4 Build 970, 971リリースについて

MetaQuotes社から、MT4のVersion4.00 Build 970がリリースされました。
私はちょうど、サイトのサーバーの引っ越し作業を行っていたので、知ってはいたのですが無視していましたが、やっと落ち着いたので、先ほどMetaQuotes社の正式アナウンスを確認したところ、結構シリアスなこと言ってますね(笑)。
まぁ、毎度のことですが・・・

アナウンスのタイトルは、
『ニューMT4 Build 970 デモ口座の開設が簡単になります、そしてMQL4の機能拡張を行います』
となっていますが、中を開いて先頭に記述されている内容は・・・

2016年7月1日をもって、MT4 ビルド940以前のバージョンはサポート終了します
July 1, 2016 support for MetaTrader 4 terminal versions below 940 will end

更に、ビルド940以前のバージョンは、7月1日でサポート終了し、サポート切れのビルド940以前のターミナルは、新バージョンのサーバーには接続できなくなるので、強くバージョンアップをお勧めする。
Support for MetaTrader 4 terminal builds below 940 will be discontinued on July 1, 2016. Unsupported terminal builds will not be able to connect to the new server versions. Therefore, we strongly recommend that you upgrade your terminal.

MetaQuotes社の正式アナウンス
New MetaTrader 4 Build 970: Simplified demo account opening and expanded MQL4 features

今のところ、日本のMT4を使えるFX証券会社でこの件についてアナウンスしているところはFXTFただ1社のようですね(2016年6月17日現在)
MT4 Build970, 971リリース&Build940以前は7月1日以降利用できません

推測ですが、FXTFさんはサーバーのバージョンを新しくすることが決定しているのでしょうね。
他社は検討中か、未定というところでしょうか。

ビルド971のリリースはHotFixとあるので、970のリリースで発生して至急修正しなければならなかったバグフィックスでしょう。
New MetaTrader 4 Platform Build 971: Hotfix

MT4 Build 970の更新内容について細かくチェックして気になるところがあれば、また追記で更新したいと思います。

価格が動く理由(なぜ価格は動くのか)

FXトレーダーは為替の値動きがあるから利益を得ることができます(損失も被りますが・・・)
買った時の価格と、売った時の価格の差が生まれて初めて利益を得ることができます。

なぜ価格が動くのかを理解することは、為替の値動きで利益を得ようとするFXトレーダーには最も重要な基礎知識と言えます。

 

価格が動く理由は、ただ一つ、成り行き注文です。

 

売り買いどちらか一方の成り行き注文が多ければ多いほど価格は大きく動きます。
この時、注文の注文数では無く注文される通貨量が大きくなればなるほど価格は大きく動きます。

別の言い方をすると、
指値の売り手と成り行きの売り手の注文ロット(数量)合計よりも、成り行きの買い手の注文ロット(数量)が十分に大きければ価格は上がります。

逆に、指値の買い手と成り行きの買い手の注文ロット(数量)合計よりも、成り行きの売り手の注文ロット(数量)が十分に大きければ価格は下がります。

 

もうひとつ重要なポイントはストップロスの存在です。

 

ストップロス(逆指値注文)は、ストップロスで指定した価格が点灯した時点で成り行き注文が執行されます。
ということはストップロスが溜まっている辺り迄、価格が上がれば(下がれば)ストップロス注文が成り行き注文として執行されます。
そのストップロス注文のロット(数量)が十分に大きければ、更に価格は上がる(下がる)という価格の動きを示します。

ストップを狩りに来る場面、大きなストップが溜まっている価格を付けると値動きが加速します。
この加速を狙って、ロンドン時間、ニューヨーク時間にはストップロスが観測される価格まで下げる(上げる)場面が散見されます。

我々、一般トレーダーがFXトレードを行う為には、証券会社に口座を開設し、証拠金を預けて、証券会社との相対取引となります。
証券会社は、契約しているカバー先の金融機関から配信される価格(レート)を選択して、我々トレーダーに提示しています。

その提示される価格の元は、インターバンクと呼ばれる、世界中の銀行間での通貨交換のシステムです。インターバンクでの気配値(提示値)をもとに我々トレーダーが取引する価格(Price) が提示されています。

インターバンクでの取引量は最低100万通貨です。
この100万通貨は通貨ペアの左側の通貨の量です。
つまり、USDJPYであれば、100万ドル、GBPUSDであれば、100万ポンドが最低取引量です。
ドル円の為替レートを115円、ポンドドルの為替レートを1.5USドルで計算すると、ドル円の最低取引金額は1億1千5百万円、ポンドドルの最低取引金額は1億7千2百5十万円となります。

価格が動くイメージを以下に整理してみます。あくまでイメージです。

USDJPY(ドル円)のある瞬間の市場での注文状態をイメージします。

例1.比較的まとまった量の成り行き注文が持ち込まれる場合

為替の価格の動きを説明する

上記の状態に、5千万ドル(50単位)の成り行き買い注文が持ち込まれたら価格はどう動くでしょうか?

為替の価格の動きを説明する、成行買い注文が入った後の状態

103円へ価格が上昇することになります。

例2.ストップロスを巻き込む場合

為替の価格の動きを説明する、ストップロスが存在する状態で成行買い注文が入る前の状態

ストップロスの設定された金額と数量を想定して、5千万ドル(50単位)の成り行き買い注文が持ち込まれたら価格はどう動くでしょうか?

為替の価格の動きを説明する、ストップロスが存在する状態で成行買い注文が入った後の状態

一気に105円へ価格が上昇することになります。

実際のインターバンクでの取引は板方式では無く、インターバンクに参加している各銀行同士それぞれでの相対取引となっています。とは言うものの、今提示されているプライスで買います(売ります)、という成行の売買が価格を動かす大きな要因となっていることは間違いありません。

MT4アラームの設定方法

指定した価格に到達したことを、音やメールで知らせることができます。パソコンから離れていたり、他の作業に集中したり、気を取られていても音やメールで通知を受け取ることができます。
アラームを設定するにはチャート上から操作する方法とターミナルウィンドウのアラーム設定タブから操作する方法があります。

1.アラームを設定する
2.アラームの詳細設定を行う
3.アラームを一覧で管理する

1.チャート上からアラームを設定する。

アラームを設定したい価格にカーソルをセットします。
右クリックメニューを表示して 『注文発注』 → 『警告』 を選択します。
選択すると、チャートの右側のカーソルをおいた価格に右向きの点線の矢印が表示されます。
この矢印の位置の価格でアラームがセットされています。

MT4チャート上から右クリックメニューでアラームを作成する

2.アラームの詳細設定を行う

A.詳細設定をするアラームを選択する

チャートの右側に表示されている矢印をマウスで選択します。カーソルに上下の矢印が表示されたら、右クリックメニューを表示し 『注文の変更』 を選択します。

MT4チャート上のアラームを選択し右クリックメニューで修正する

アラーム設定ウィンドウが表示されます。

MT4アラーム設定ウィンドウ

B.メールで通知する

電子メールで知らせてくれます。
チャートの前に居なくても電子メールをチェックできれば、見逃しがありません。
※別途メールの送信設定が必要となります。こちらを参照ください。

1.アクション指定

『 Mail 』を選択します

2.ソース指定

ソースの右側の『…』ボタンをクリックして、E-メール メッセージウィンドウを表示します。

MT4アラームE-メールメッセージ設定方法

件名:メールの件名を入力します。
例)『USDJPY 反転ポイントアラーム』

本文:メールの本文を入力します。
例) 『USDJPYが、レジスタンス120.751を超えました』
本文を省略して、件名にすべて入力しても構いません、使い勝手の良い方法で入力下さい。

『送信』をクリックします。メールが送信されるわけではありません、送信内容の設定が確定されます。

C.音で通知する

音を鳴らして知らせてくれます、チャートの前に居ることが前提になります。

1.アクション指定

『 Sound 』を選択します。

2.ソース指定

MT4アラーム設定サウンド通知の設定

知らせる音の種類を指定します。
▼をクリックして、アラートの音声を選択して下さい、通常AlertまたはAlert2で良いと思われます。
選択した音の種類を確認するには、選択後、『テスト』ボタンをクリックして確認できます。

D.有効期限

アラームの有効期限を日付と時間で設定します。
チェックを外すと無期限になります。
監視する相場の状況に応じて適切な有効期限を設定して下さい。
指定する日付と時間は、パソコンの日付と時間です(サーバー時間ではありません)。

E.条件

Bid>:Bidが指定価格より高くなった時アラームが起動します。

Bid<:Bidが指定価格より安くなった時アラームが起動します。

Ask>:Askが指定価格より高くなった時アラームが起動します。

Ask<:Askが指定価格より安くなった時アラームが起動します。

MT4のチャート上の価格は全てBid価格となっていますので、特別な条件で無い限りBid価格で条件指定して良いと思います。

価格:チャート上で右クリックした価格がセットされています。
チャートポイントと違う場合、価格を修正します。

※価格を指定する時の注意点
レジスタンスに対する監視をする時は、レジスタンス価格より少し安い価格を指定します。
サポートに対する監視をする時は、サポート価格より少し高い価格を指定します。

Time= を指定すると、指定時刻になるとアラームが起動します。
価格のエリアに、00:00の形式で00:00~23:59までの時間を入力します。
時間は、パソコンの時間です(サーバー時間ではありません)。

MT4アラーム設定時間が到来したらアラーム起動する設定

F.間隔設定と最大反復

間隔設定:アラームの条件が成立した時に、アラームを通知する間隔を指定します。

最大反復:アラームの条件が成立した時に、アラームを何回通知するかを指定します。

間隔:60Sec 最大反復:3 を指定した場合、1分おきに3回アラームを通知する設定となります。
電子メール通知を選択した時に、あまり多くの反復回数を指定すると何回もメールが送信されることになりますのでご注意ください。

G.テスト

『テスト』ボタンをクリックすると、Mail指定の時は、テストメールが送信されます。
Sound指定の時は、選択した音声が流れます。

『OK』ボタンをクリックすると変更内容が設定されます。

H.アラームの価格をチャート上で変更する

チャートの右側に表示されている矢印をマウスで選択します。カーソルに上下の矢印が表示されたら、ドラッグ(マウスの左ボタンを押したまま)して、カーソルを上下に動かして、アラームの矢印を希望する価格ラインに移動します。

MT4アラームの設定価格をチャート上でドラッグして変更する

3.アラームを一覧で管理する

アラームを一覧で管理するには、ターミナルウィンドウのアラーム設定タブを使用します。
ここからもアラームを追加することができますが、価格を設定するには、チャート上から操作する方が非常に簡単なので、アラーム設定タブは一覧管理に利用すると便利です。

MT4ターミナルウィンドウのアラーム設定タブ

A.アラームの変更

変更したいアラームを選択して、?右クリックメニューを表示して『修正』を選択します。

MT4ターミナルウィンドウからアラームを変更する

アラーム設定ウィンドウが表示されます。

B.アラームの削除

?削除したいアラームを選択して、?右クリックメニューを表示して『削除』を選択します。

MT4ターミナルウィンドウからアラームを削除する

C.アラームの有効、無効

変更したいアラームを選択して、?右クリックメニューを表示して『無効/有効』を選択します。

MT4ターミナルウィンドウからアラームの有効無効を操作する

1度選択すると、『有効』となり、再度選択すると、『無効』となります。

無効状態となったまま有効期限が到来したアラームは、『有効』にすると期限切れで消えてしまします。

MT4長方形の使い方

テクニカル分析で、トレンドの継続パターンの一つにレクタングルフォーメーションがあります、また、レンジを監視しレンジブレイクを狙ったり、レンジ内の上限下限でトレードする等、ト水平線を引いて長方形を作り分析する方法もありますが、他の分析のラインと重なって少し見づらい時等は、長方形を使うと見やすく使い勝手が良いのでその使い方を紹介します。

1.長方形をチャートへ挿入する。
2.長方形を修正する
3.過去チャートで上位時間軸の指定範囲を下位時間軸のチャートで確認

1.長方形をチャートへ挿入する

A.長方形を挿入モードにする

メニューバー 『挿入』 → 『図形』 → 『長方形』 を選択します。

MT4メニューバーから挿入の図形の長方形を選択します

ツールバーに長方形ボタンを表示してそこから長方形の挿入モードにすることもできます。
詳細は、こちら(MT4ツールバーをカスタマイズする)を参照ください。

B.長方形の対角の2点を指定します

長方形の入力状態になると、カーソルが下側に ☐  のついた + マークに変わります。

1.長方形の対角の頂点2点を決めます

MT4長方形の対角の頂点2点を決めます

2.2つの頂点の片方でドラッグ(マウスの左ボタンを押したまま)して、対角のもう1点へカーソルを移動しマウスの左ボタンを離します。

MT4長方形(レクタングル)を挿入します

2.長方形を修正する

A.修正の為に”選択”します。

長方形の4つの頂点のどれかにカーソルを合わせて、ダブルクリックして”選択”します。
長方形を”選択”した状態にすると各頂点と長方形のほぼ中央にに小さな『 □ 』が表示されます。

MT4長方形を選択した状態の説明

B.位置を修正する

選択した状態で長方形の頂点の『 □ 』を左ボタンでクリックしたまま、頂点の位置を移動し目的の位置に合わせてからマウスの左ボタンを離します。
残りの頂点についても同様に『 □ 』をマウスの左ボタンでクリックしたまま、頂点の位置を移動し目的の位置に合わせてからマウスの左ボタンを離します。

C.位置を正確に設定する

選択した長方形にマウスを合わせて右クリックメニューを表示し、『rectangleプロパティー』を選択します。

MT4 Rectangleウィンドウのパラメータタブで位置を指定する

rectangleウィンドウが表示されるので、『パラメータ』タブを選択します、時間と価格のエリアが二つ表示されます。
1.左上の頂点となるローソク足の時間と高値を上側の時間と価格のエリアに入力します。
2.右下の頂点となるローソク足の時間と安値を下側の時間と価格のエリアに入力し、『OK』ボタンをクリックします。

D.色を修正する

長方形は全般タブで色を設定できます。

MT4長方形の色を指定します

rectangleウィンドウの『全般』タブの色を指定します。色はお好みの色で良いと思いますが、チャートの見やすさを考量して、なるべく薄い色を選択されると良いでしょう。

E.線の種類を修正する

背景として表示をオフの時に有効です。

MT4長方形の線の種類を指定します

長方形の3点を結ぶ線の種類を指定します。
(但し、線の太さが一番細い時のみ選択可能)

F.線の太さを修正する

背景として表示をオフの時に有効です。

MT4長方形の線の太さを指定します

長方形の3点を結ぶ線の太さを指定します。

G.背景として表示

指定色の長方形を表示するのであれば、背景として表示をチェックしたままにして下さい。

MT4長方形を塗りつぶし無しとする時は、背景として表示をオフにします

背景として表示のチェックを外すと、指定色の線で囲まれた長方形となります。

3.過去チャートで上位時間軸の指定範囲を下位時間軸のチャートで確認

過去チャートを分析する時に、例えば、1時間足のチャートで上昇トレンドの範囲を、15分足のチャートで確認しようとする時に長方形を使うと、非常に簡単にトレンドの範囲をわかりやすくできます。

1時間足のチャート上で、下位時間足で分析したいトレンドの範囲を長方形で囲みます。

MT4過去チャートで分析したい上位時間足の範囲を指定します

15分足に切り替えると1時間足で指定した範囲に長方形の塗りつぶされた範囲が重なります。

MT4下位の時間足に切り替えると指定した範囲が長方形で塗りつぶされていますので確認が容易です

MT4三角形の使い方

テクニカル分析で、三角保ちあいや、フラッグ、ペナント等のチャートパターンを見つけ、トレンドライン引いて三角形を作り分析する方法もありますが、他の分析のラインと重なって少し見づらい時等は、三角形を使うと見やすく使い勝手が良いのでその使い方を紹介します。

1.三角形をチャートへ挿入する。
2.三角形を修正する

1.三角形をチャートへ挿入する

A.三角形を挿入モードにする

メニューバー 『挿入』 → 『図形』 → 『三角形』 を選択します。

?MT4メニューバーから挿入の図形の三角形を選択する

ツールバーに三角形ボタンを表示してそこから三角形の挿入モードにすることもできます。
詳細は、こちら(MT4ツールバーをカスタマイズする)を参照ください。

B.三角形の3点を指定します

三角形の入力状態になると、カーソルが下側△のついた+マークに変わります。△の左側に小さく数字の1が表示されます。また、数字は三角形の頂点を指定するごとに、2、3と変化します。

1.三角形の3つの頂点を決めます

MT4三角形の3つの頂点を決めます

2.3つの頂点を順番にクリックして三角形を指定します。

1が表示された状態で、三角形の一番目の頂点をクリックします。クリックした地点に小さな+が表示され、カーソルの左側の数字が2へ変わります。

2が表示された状態で、三角形の2番目の頂点をクリックします。クリックした地点に小さな+が表示され、カーソルの左側の数字が3へ変わります。

3が表示された状態で、三角形の3番目の頂点をクリックします。3回目のクリックで三角形が表示されます。

MT43つの頂点を順番にクリックして三角形を引いた状態

2.三角形を修正する

A.修正の為に”選択”します。

三角形の3つの頂点のどれかにカーソルを合わせて、ダブルクリックして”選択”します。
三角形を”選択”した状態にすると各頂点と三角形のほぼ中央にに小さな『 □ 』が表示されます。

MT4三角形を”選択”した状態

B.位置を修正する

選択した状態で三角形の頂点の『 □ 』を左ボタンでクリックしたまま、頂点の位置を移動し目的の位置に合わせてからマウスの左ボタンを離します。
残りの頂点についても同様に『 □ 』をマウスの左ボタンでクリックしたまま、頂点の位置を移動し目的の位置に合わせてからマウスの左ボタンを離します。

C.位置を正確に設定する

選択した三角形にマウスを合わせて右クリックメニューを表示し、『Triangleプロパティー』を選択します。

MT4 Triangleウィンドウのパラメータタブで3つの頂点を正確に指定する

Triangleウィンドウが表示されるので、『パラメータ』タブを選択します、時間と価格のエリアが三つ表示されます。
1.一つ目の頂点となるローソク足の時間と安値を上側の時間と価格のエリアに入力します。
2.二つ目の頂点となるローソク足の時間と高値を真ん中の時間と価格のエリアに入力します。
3.三つ目の頂点となる(安値)ローソク足の時間と安値を下側の時間と価格のエリアに入力し、『OK』ボタンをクリックします。

D.色を修正する

三角形は全般タブで色を設定できます。

MT4三角形の色を指定する

Triangleウィンドウの『全般』タブの色を指定します。色はお好みの色で良いと思いますが、チャートの見やすさを考量して、なるべく薄い色を選択されると良いでしょう。

E.線の種類を修正する

背景として表示をオフの時に有効です。

MT4三角形の線の種類を指定する

三角形の3点を結ぶ線の種類を指定します。
(但し、線の太さが一番細い時のみ選択可能)

F.線の太さを修正する

背景として表示をオフの時に有効です。

MT4三角形の線の太さを指定する

三角形の3点を結ぶ線の太さを指定します。

G.背景として表示

指定色の三角形を表示するのであれば、背景として表示をチェックしたままにして下さい。

MT4三角形の背景として表示をオフにして塗りつぶし無しの状態背景として表示のチェックを外すと、指定色の線で囲まれた三角形となります。

MT4チャート上にコメントを表示する

チャート上にメモやコメントを書いて表示しておきたい時は、2種類のテキストラベルを使って表示することができます。例えば、週末にテクニカル分析した結果、この通貨ペアのチャートでは、「押し目買い方針」、「↑のサポートを切るまでは買い方針」等、自分なりのメモを表示することができます。

1.テキストとテキストラベルの違い
2.テキストの入力方法
3.テキストラベルの入力方法

1.テキストとテキストラベルの違い

A.テキスト

表示位置を時間と価格で指定します。
時間の経過とともにチャートがスクロールすると左に流れて、やがて表示されなくなります。

MT4テキスト表示の例

テキストの使用例として、引いたサポートラインのあたりにトレードの方針をメモしておく
例) 『↑のサポート後陽線で買い』

B.テキストラベル

表示位置をチャートの4隅からの相対位置で指定します。
4隅からの位置を指定して表示されたままになります。チャートがスクロールしても移動しません。

MT4ラベル表示の例

テキストラベルの使用例として、上位時間軸の方向性を分析した結果をメモしておく
例) 『GBPUSD 4H買い 日足買い』

2.テキストの入力・修正方法

 A.テキストを入力するにはカーソルをテキストモード(状態)にします。

ツールバーの 『テキスト(Text)』 をクリックします。

MT4ツールバーのテキストボタンをクリックする

メニューバーの 『挿入』 → 『テキスト』 を選択します。

MT4メニューバーの挿入のテキストを選択する

テキストモードになると、カーソルが下側に abc のついた + マークに変わります。

B.Textウィンドウを表示しコメントを入力する

テキストを表示したい辺りにカーソルをセットして、マウスの左ボタンをクリックします。

MT4テキストに表示したいコメントを入力する

Textウィンドウが表示されますので、全般タブのテキスト入力エリアに入力します。

C.フォントと文字サイズと文字の色

Textウィンドウの『全般』タブのフォントで、フォント、文字サイズ、文字の色が指定できます。

1.フォント

MT4テキスト表示のフォントを指定する

お好みのフォントを選択して下さい、ただし、テキストに日本語(全角文字)を入力した場合は日本語用のフォント、ゴシック系、明朝系、メイリオ等の日本語を表示できるフォントを選択して下さい。

日本語を表示できないフォントを選択した時は文字化けします。

2.文字のサイズ

MT4テキスト表示の文字のサイズを指定する

▼をクリックして選択できます、また、直接数字を入力することも可能です、お好みのサイズを選択して下さい。

3.文字の色

MT4テキスト表示の文字の色を指定する

▼をクリックして選択できます、お好みの色を選択して下さい。

D.位置を修正する

テキストをダブルクリックして”選択”した状態で左ボタンでクリックしたまま、好みの位置に移動してマウスの左ボタンを離します。

E.位置を正確に設定する

”選択”した状態のテキストにマウスを合わせて右クリックメニューを表示します。
『Textプロパティー』を選択します。
Textウィンドウが表示されるので、『パラメータ』タブを選択します、時間と価格のエリアが表示されます。

MT4テキスト表示の表示位置を指定する

表示したいローソク足の時間と安値を時間と価格のエリアに入力し、『OK』ボタンをクリックします。
※時間と価格で表示位置を指定する時に、ローソク足の高値を表示位置に指定するとローソク足にかぶさって表示されます。

F.角度を指定する

Textウィンドウが表示されるので、『パラメータ』タブで角度を0~360の範囲で指定すると、テキストの表示角度を変更することができます。

MT4テキスト表示の表示位置を指定する

180を指定すると逆さまに表示されてしまいます。

 

3.テキストラベルの入力方法

A.テキストラベルを入力するにはカーソルをテキストラベルモード(状態)にします。

ツールバーの 『テキストラベル(Text Label)』 をクリックします。

MT4ツールバーからラベルボタンをクリックする

メニューバーの 『挿入』 → 『テキストラベル』 を選択します。

MT4メニューバーから挿入のテキストラベルを選択する

テキストラベルを入力状態になると、カーソルが下側 abc のついた + マークに変わります。
テキストの入力状態と変わらないので注意して下さい。

B.Labelウィンドウを表示しコメントを入力する

テキストラベルを表示したい辺りにカーソルをセットして、マウスの左ボタンをクリックします。

MT4テキストラベルに表示したいコメントを入力します

Labelウィンドウが表示されますので、全般タブのテキスト入力エリアに入力します。

C.フォントと文字サイズと文字の色

Textウィンドウの『全般』タブのフォントで、フォント、文字サイズ、文字の色が指定できます。

1.フォント

MT4テキストラベルのフォントを指定します

お好みのフォントを選択して下さい、ただし、テキストに日本語(全角文字)を入力した場合は日本語用のフォント、ゴシック系、明朝系、メイリオ等の日本語を表示できるフォントを選択して下さい。

日本語を表示できないフォントを選択した時は文字化けします。

2.文字のサイズ

MT4テキストラベルの文字のサイズを指定します

▼をクリックして選択できます、また、直接数字を入力することも可能です、お好みのサイズを選択して下さい。

3.文字の色

MT4テキストラベルの文字の色を指定します

▼をクリックして選択できます、お好みの色を選択して下さい。

D.位置を指定する

Labelウィンドウの『パラメータ』タブのアンカーとX-距離とY-距離で指定します。

MT4テキストラベルのパラメーターで表示位置を指定します

1.アンカー

テキストラベルが固定されるチャート上の四隅の一点です

2.X-距離(横軸方向の距離)

アンカーで指定されたチャートの四隅の一点からテキストラベルの間の横方向の距離を、ピクセル単位で表します。

3.Y-距離(縦軸方向の距離)

アンカーで指定されたチャートの四隅の一点からテキストラベルの間の縦方向の距離を、ピクセル単位で表します。

4.例1 チャートの四隅から、X-距離=0、Y-距離=0を指定した場合

MT4テキストラベルの四隅からの表示例四隅からの距離0

5.例2 チャートの四隅から、X-距離=20、Y-距離=20を指定した場合 

MT4テキストラベルの四隅からの表示例四隅からの距離20

※ X-距離、Y-距離に指定する値で位置の変化量は画面サイズや解像度により変わります。

MT4フィボナッチエキスパンションの操作

MT4では、チャート上に各種のラインオブジェクトを自由に引いたり移動したり消したりして、テクニカル分析を行うことができます。ここでは、フィボナッチエキスパンションを引く・移動する・コピーする・削除する等、フィボナッチエキスパンションを引いてトレンドの進行幅を分析するときの操作方法を紹介します。

フィボナッチエキスパンションは、上昇と押し目のスイング、下降と戻りのスイングに対してその後どれくらいの幅の進行があるのかを、フィボナッチ比率を用いて分析します。

1.フィボナッチエキスパンションを引く・移動する
2.フィボナッチエキスパンションの設定項目と設定方法
3.フィボナッチエキスパンションを削除する

1.フィボナッチエキスパンションを引く・移動する

A.フィボナッチエキスパンションを引くにはカーソルをフィボナッチエキスパンションを引くモード(状態)にします。

『ライン等』ツールバーの『フィボナッチエキスパンション(Expansionnaci Expansion)』をクリックします。
『フィボナッチエキスパンション(Expansionnaci Expansion)』ボタンが表示されていない時は、
こちらの「ツールバーの表示をカスタマイズする」を参照ください。

MT4ツールバーからフィボナッチエキスパンションをクリックする

メニューバーの『挿入』 → 『フィボナッチ』 → 『エキスパンション』 を選択します。

MT4メニューバーからフィボナッチエキスパンションを選択する

フィボナッチエキスパンションモードになると、カーソルが下側に_が3本ついた+マークに変わります。

B.上昇値動きのフィボナッチエキスパンションを引く

フィボナッチエキスパンションは、上昇スイングを決め、スイングの高値からの押し目の安値を指定する手順となります。

1.上昇の起点(安い価格)と終点(高い価格)を決めます。

MT4上昇時のフィボナッチエキスパンションを引く手順の説明

起点(1の位置)にカーソルを合わせて、マウスの左ボタンをクリックしたまま終点(2の位置)にカーソルを合わせたら、マウスの左ボタンを離します。

2.押し目の安値を決めます。

上昇時のスイングの押し目にフィボナッチエキスパンションを引く手順の説明

フィボナッチエキスパンションにカーソルを合わせて、ダブルクリックして”選択”します。”選択”した状態になると、上昇のラインに3つの小さな『 □ 』が表示されます。そして、スイングの戻りの位置に一つの小さな『 □? 』(1の位置)が表示されます。
上昇ラインの『 □ 』が正しい位置にあることを確認し、スイングの戻りの位置『 □ 』をマウスの左ボタンでクリックしたまま、スイングの押し目になるローソク足の安値(2の位置)にセットします。

C.下降値動きのフィボナッチエキスパンションを引く

フィボナッチエキスパンションは、下降スイングを決め、下降の安値からの戻りの高値を指定する手順となります。

1.下降の起点(高い価格)と終点(安い価格)を決めます。

MT4下降のフィボナッチエキスパンションを引く手順の説明

起点(1の位置)にカーソルを合わせて、マウスの左ボタンをクリックしたまま終点(2の位置)にカーソルを合わせたら、マウスの左ボタンを離します。

2.戻りの高値を決めます。

MT4下降時のスイングの戻りへフィボナッチエキスパンションを引く手順の説明

フィボナッチエキスパンションにカーソルを合わせて、ダブルクリックして”選択”します。”選択”した状態になると、上昇のラインに3つの小さな『 □ 』が表示されます。そして、スイングの戻りの位置に一つの小さな『 □? 』(1の位置)が表示されます。
上昇ラインの『 □ 』が正しい位置にあることを確認し、スイングの戻りの位置『 □ 』をマウスの左ボタンでクリックしたまま、スイングの戻りの起点になるローソク足の安値(2の位置)にセットします。

D.フィボナッチエキスパンションを修正する

1.フィボナッチエキスパンションを”選択”する

フィボナッチエキスパンションの安値と高値の二点間に引かれた点線をダブルクリックします。点線の起点と終点と中間地点に『 □ 』が三つ表示されたら”選択”状態となります。

MT4フィボナッチエキスパンションを選択した状態の説明

2.フィボナッチエキスパンションの始点と終点を修正する

フィボナッチエキスパンション起点がずれている時は、起点側の『 □ 』を左ボタンでクリックしたまま、高値または安値の位置に合わせてからマウスの左ボタンを離します。
終点側についても同様に『 □ 』をマウスの左ボタンでクリックしたまま、高値または安値の位置に合わせてからマウスの左ボタンを離します。

2.フィボナッチエキスパンションの設定項目と設定方法

A.フィボナッチエキスパンションの始点と終点を正確に設定する

”選択”したフィボナッチエキスパンションにマウスを合わせて右クリックメニューを表示します。
『Expansionプロパティー』を選択します。

MT4『Expansionプロパティー』ウィンドウのパラメータタブの説明

Expansionウィンドウが表示されるので、『パラメータ』タブを選択します、時間と価格のエリアが三つ出てきます。
上昇の値動きのフィボナッチエキスパンションを例にすると、

a.フィボナッチエキスパンションの上昇の起点となるローソク足の時間と安値を上側の時間と価格のエリアに入力します。

b.フィボナッチエキスパンションの上昇の終点となるローソク足の時間と高値を下側の価格のエリアに入力します。

c.フィボナッチエキスパンションの上昇に対する押し目のローソク足の時間と安値を下側の価格のエリアに入力し、『OK』ボタンをクリックします。

B.フィボナッチエキスパンションの色を修正する

フィボナッチエキスパンションは、スイングを表す3点を結ぶ線とエキスパンションを表すフィボナッチ比率の線にそれぞれ色が指定できます。

1.フィボナッチエキスパンションのスイングを表す3点を結ぶ線の色を指定します。

MT4フィボナッチエキスパンションのスイングを表す3点を結ぶ線の色を指定します

Expansionウィンドウの『全般』タブを選択して、スタイルの色の選択エリアで選択します。

2.フィボナッチエキスパンションのフィボナッチ比率を表す線の色を指定します。

MT4フィボナッチエキスパンションのフィボナッチ比率を表す線の色を指定します

Expansionウィンドウの『フィボナッチ・レベル』タブを選択して、スタイルの色の選択エリアで選択します。

C.フィボナッチエキスパンション線の種類を修正する

フィボナッチエキスパンションは、スイングを表す3点を結ぶ線とエキスパンションを表すフィボナッチ比率の線にそれぞれ種類が指定できます。

1.フィボナッチエキスパンションのスイングを表す3点を結ぶ線の種類を指定します。

MT4フィボナッチエキスパンションのスイングを表す3点を結ぶ線の種類を指定します

Expansionウィンドウの『全般』タブの線の種類を指定します。

直線、波線大、波線小、一点鎖線、2点鎖線を選択できます。
(但し、線の太さが一番細い時のみ選択可能)

2.フィボナッチエキスパンションのフィボナッチ比率を表す線の種類を指定します。

MT4フィボナッチエキスパンションのフィボナッチ比率を表す線の種類を指定します

Expansionウィンドウの『フィボナッチ・レベル』タブの線の種類を指定します。

直線、波線大、波線小、一点鎖線、2点鎖線を選択できます。
(但し、線の太さが一番細い時のみ選択可能)

D.フィボナッチエキスパンション線の太さを修正する

フィボナッチエキスパンションは、スイングを表す3点を結ぶ線とエキスパンションを表すフィボナッチ比率の線にそれぞれ太さが指定できます。

1.フィボナッチエキスパンションのスイングを表す3点を結ぶ線の太さを指定します。

MT4フィボナッチエキスパンションのスイングを表す3点を結ぶ線の太さを指定します

Expansionウィンドウの『全般』タブの線の太さを指定します。

線の太さは5段階の太さを選択できます。

2.フィボナッチエキスパンションのフィボナッチ比率を表す線の太さを指定します。

MT4フィボナッチエキスパンションのフィボナッチ比率を表す線の太さを指定します

Expansionウィンドウの『フィボナッチ・レベル』タブの線の太さを指定します。

線の太さは5段階の太さを選択できます。

E.フィボナッチエキスパンションのラインを延長

『ラインを延長』をチェックすると、フィボナッチエキスパンションの起点からチャートの右端一杯までエキスパンションレベルのラインが延長されます。

1.ラインを延長オン

MT4フィボナッチエキスパンションのラインを延長する説明

2.ラインを延長オフ

MT4フィボナッチエキスパンションのライン延長をオフにする説明

起点と終点の期間が短い場合、エキスパンションレベルの線が短く表示される場合があります。

F.フィボナッチエキスパンション説明を入力しチャートに表示する

Expansionウィンドウの『全般』タブを選択して、『説明』の入力エリアに説明を入力します。
チャートのプロパティーでライン等の説明を表示をオンにしておくと、フィボナッチエキスパンションの説明が表示されます。
入力した説明は、フィボナッチエキスパンションの起点のあたりに表示されます。

MT4フィボナッチエキスパンション説明を入力しチャートに表示する

G.フィボナッチレベルを追加する

基準とする上昇(下降)に対して、押し目戻りの位置からのエキスパンション比率FE61.8%、FE100%、FE161.8%、FE176.4%は設定されていますが、その他は未設定になっています。

ここでは、FE123.6%を追加する例を紹介します。

1.Expansionウィンドウの『フィボナッチ・レベル』タブを選択します。

MT4Expansionウィンドウの『フィボナッチ・レベル』タブの説明

2.ボタン『追加』をクリックします。

MT4「追加」ボタンのクリックしてフィボナッチエキスパンションレベルを追加する

レベル設定と説明が表示された欄に1行追加されます。

3.追加された行のレベル設定と説明に入力します。

MT4追加したエキスパンションレベルに設定値と説明を入力します

A.レベル設定

レベル設定の入力欄をクリックします。
レベル設定の欄に、「1.236」(半角の数字)を入力します。
この値がフィボナッチ比率の計算値となります。

B.説明

説明の入力欄をクリックします。
説明の欄に、「123.6」を入力します。
この文字がフィボナッチエキスパンションレベルで表示されるレベル説明の表示となります。

MT4フィボナッチエキスパンションのレベルが追加され表示されます

H.フィボナッチエキスパンションレベルに対応する、価格の数値をチャートに表示する設定

初期設定のままだと、フィボナッチエキスパンションを引いても、エキスパンションレベルには、フィボナッチ比率が表示されているだけです。以下の設定を行うとエキスパンションレベルの価格を表示できます。

1.Expansionウィンドウの『フィボナッチ・レベル』タブを選択します。

MT4Expansionプロパティーウィンドウを開きフィボナッチ・レベルタブを選択します

フィボナッチエキスパンションの各レベルの設定が表示されます。

2.説明の欄に「%$」の値を付加します。

MT4フィボナッチエキスパンションレベルの説明を変更したい欄をクリックします

入力する為に説明の欄をクリックします。ダブルクリックして、その後もう1回クリックします。

MT4フィボナッチエキスパンションの各レベルに価格が表示された例

「FE 61.8」 → 「FE 61.8  %$」のように入力します。
FE 61.8と%$の間は半角の空白を2つ挿入しています。これは表示された時に、数字と数字の間に空白を挿入して見やすいようにしています。

「FE 61.8」→「FE 61.8  %$」または、「FE 61.8」→「FE 61.8 : %$」でもお好みのセパレーションを挿入して見やすくして下さい。

全てのレベルの説明欄に「%$」を加えると、各レベルの価格がフィボナッチエキスパンションレベルに表示されるようになります。

3.フィボナッチエキスパンションを削除する

削除したいフィボナッチエキスパンションを”選択”した状態にして、カーソルを削除したいフィボナッチエキスパンションの始点と終点を結ぶ線に合わせます、右クリックメニューを表示して、『削除』を選択します。

※ここでは、フィボナッチエキスパンションを引く時の操作について紹介しています。
フィボナッチエキスパンションは、トレンドが継続した場合のターゲットとなる位置をフィボナッチ比率で目安として示してくれます、別途、テクニカル分析でフィボナッチエキスパンションのトレード上の利用法について紹介したいと思っています。