投稿者「SiteOwner」のアーカイブ

メタエディターでプログラムを作成修正する

メタエディターでプログラムを作成する時の手順、プログラムを作成・修正する時に知っておくと便利な機能をご紹介します。

1.新規でプログラムを作成する手順
2.ソースを作成・修正する上で便利な機能
  名前リストを表示する
  パラメータ情報を表示する
  関数リストを表示する
  定義へ移動する
  コメントを挿入する
  関数ヘッダーを挿入する
  ブロックコメントを挿入する
  大文字にする
  小文字にする
  行インデントを増やす
  行インデントを減らす

1.新規でプログラムを作成する手順

MQL4ウィザードを使用すると簡単にプログラムの枠組みが作成できます。
既にあるプログラムソース全体をコピーして修正するやり方もありますが、新規に作成する時は、MQL4ウィザードを使用して枠を作成して、必要な部品を既存のソースからコピーしてくるやり方を励行するようにしています。

MQL4ウィザードは、
メニュー → ファイル → 新規作成 を選択するか、ツールバーの 『新規作成』 ボタンをクリックすると表示されます。

MT4メタエディターMQL4ウィザードを開く

MQL4ウィザード

MT4メタエディターMQL4ウィザード

A.EA(エキスパートアドバイザー)を作成する

MQL4ウィザード画面でエキスパートアドバイザー(テンプレート)を選択して次へをクリックします。

MT4メタエディターMQL4ウィザードエキスパートアドバイザーの一般プロパティ

1:名前(EAの名称)、2:著作権表示、3:HomePageのアドレスを入力します。

プログラム開始時に指定するパラメータがあれば、4の追加ボタンをクリックして必要なパラメータを追加します。

5:追加したパラメータは、名前とデータタイプと初期値を指定します。

入力した内容はこの後プログラムソース上で変更することもできます。

入力が完了したら、次へをクリックします。

MT4メタエディターMQL4ウィザードエキスパートアドバイザーのイベントハンドラー

イベントハンドラーを指定する画面が表示されますが、チェックせずに次へをクリックします。
(イベントハンドラーで処理する処理内容がある時はチャックしますが)

MT4メタエディターMQL4ウィザードのエキスパートアドバイザーのテスターイベントハンドラー

テスターイベントハンドラーを指定する画面が表示されますが、チェックせずに完了をクリックします。
(テスターハンドラーで処理する処理内容がある時はチェックしますが)

MT4メタエディターMQL4ウィザードエキスパートアドバイザーの作成されたソース

指定した名前で、EAの必要最低限のソースの枠組みが作成されます。

B.カスタムインディケーターを作成する

MT4メタエディターMQL4ウィザードのインディケーターの作成

MQL4ウィザード画面でカスタムインディケーターを選択して次へをクリックします。

MT4メタエディターMQL4ウィザードのインディケーターの一般プロパティ

1:名前(インディケータの名称)、2:著作権表示、3:HomePageのアドレスを入力します。

プログラム開始時に指定するパラメータがあれば、4:追加をクリックして必要なパラメータを追加します。

5:追加したパラメータは、名前とデータタイプと初期値を指定します。

入力した内容はこの後プログラムソース上で変更することもできます。

修正が完了したら、次へをクリックします。

MT4メタエディターMQL4ウィザードのインディケーターのイベントハンドラー

イベントハンドラーを指定する画面が表示されますが、チェックせずに次へをクリックします。
(イベントハンドラーで処理する処理内容がある時はチェックしますが)

カスタムインディケータの描画プロパティを指定する画面が表示されます。

MT4メタエディターMQL4ウィザードのインディケーターの描画プロパティー

1:サブウィンドウに表示する場合サブウィンドウに表示をチェックします。
メインウィンドウ(チャート上)に表示する場合サブウィンドウに表示をチェックしません。

プロット欄に計算した結果を表示するインディケータの表示形式を指定します。2:追加をクリックして必要な表示形式を追加します。

3:ラベル名とタイプと色を指定します。

入力した内容はこの後プログラムソース上で変更することもできます

指定が完了したら、完了をクリックします。

MT4メタエディターMQL4ウィザードのインディケーターの作成されたソース

指定した名前で、カスタムインディケーターの必要最低限のソースの枠組みが作成されます。

C.スクリプトを作成する

MT4メタエディターMQL4ウィザードのスクリプト選択

MQL4ウィザード画面でスクリプトを選択して次へをクリックします。

MT4メタエディターMQL4ウィザードのスクリプトの一般プロパティー

1.スクリプトの名前、2:著作権表示、3:HomePageのアドレスを入力します。

プログラム開始時に指定するパラメータがあれば、4:追加をクリックして必要なパラメータを追加します。

5:追加したパラメータは、名前とデータタイプと初期値を指定します。

入力した内容はこの後プログラムソース上で変更することもできます。

修正が完了したら、次へをクリックします。

MT4メタエディターMQL4ウィザードのスクリプトのソース

指定した名前で、スクリプトの必要最低限のソースの枠組みが作成されます。

2.ソースを作成・修正する上で便利な機能

名前リストを表示する

作成編集中のプログラムコードに挿入可能な関数名候補一覧を表示することができます。
関数名、定数名、型の列挙値が候補の一覧として表示されます。

先頭の一文字を入力して、メニュー → 編集 → 名前リスト を選択すると、入力した文字から始まる候補が一覧で表示されます。

MT4メタエディター名前リストの表示例1

上記の例は、dを入力して名前リストを表示した例です。

MT4メタエディター名前リストの表示例2

上記の例は、dを入力して名前リストを表示しておいて、eを入力した結果表示された例です。
MQL4ではアルファベットの大文字と小文字は区別されます。

アルファベットは大文字小文字が区別されて認識されます。
候補が表示された状態で2文字目を入力すると、入力した2つの文字に一致した候補が表示されます。
関数名や定数や列挙値をうろ覚えでも簡単に探すことができます。

ショートカットキー Ctl+Space で名前リストを表示する。

先頭数文字を入力して、Ctl+Spaceキーで名前リストを表示することもできます。
マウスを握る必要が無いので素早く簡単に名前リストを表示できます。

パラメータ情報を表示する

名前リストを使用して関数名を入力できたけれども関数のパラメータがわからない時、カーソルがある位置の関数のパラメータ情報を表示することができます。

関数名の後に続く ( の位置にカーソルを合わせて
メニュー → 編集 → パラメータ情報 を選択すると、関数のパラメータ情報が表示されます。

MT4メタエディターパラメータリストの表示例1

上記の例は、iMA() と入力して括弧の間にカーソルを置いてパラメータ情報を表示した例です。

MT4メタエディターパラメータリストの表示例2

左から順番に入力しますが、1番目のパラメータを入力し , を入力すると2番目のパラメータがハイライトされます。

ショートカットキー Ctl+Shift+Space でパラメータ情報を表示する。
関数名の後に続く ( の位置にカーソルを合わせて Ctl+Shift+Spaceキーでパラメータ情報を表示することもできます。
マウスを握る必要が無いので素早く簡単にパラメータ情報を表示できます。

関数リストを表示する

現在編集しているプログラムソースの全てのの宣言関数のリストを表示できます。

リストを表示するには、 メニュー → 編集 → 関数リスト を選択します。
関数リストが表示されます。

MT4メタエディター関数リストを表示する

表示された関数を選択すると、関数が定義されている行へジャンプします。

MT4メタエディター関数リストを表示する2

ツールバーの 『ファイル中の関数とメソッドのリスト』 ボタンをクリックしても関数リストを表示することができます。

ショートカットキー「Alt+M」を使用しても関数リストを表示することができます。

定義へ移動する

この機能は、関数や変数の定義あるいは宣言文の行へジャンプすることができます。

定義や宣言文を確認したい関数や変数にカーソルを置き、
メニュー → 編集 → 定義へ移動 を選択または
ツールバーの 『関数の定義へ移動する』 ボタンをクリックします。

MT4メタエディター定義へ移動

この例は『ExtCCIBuffer』にカーソルを置いて、移動します。

MT4メタエディター定義へ移動後の表示

定義あるいは宣言文が別のファイルにある場合は、そのファイルを開いてマウスカーソルを対応する位置に移動します。インクルードファイル(#include)への移動も行います。

ショートカットキー「Alt+G」を使用しても定義へジャンプすることができます。

また、マウスの右クリックで表示される、右クリックメニューの先頭からも定義へジャンプすることができます。

コメントを挿入する

コメント行にする

選択した各行の頭に”//”を挿入します。複数の行を選択して一気にコメント行にできます。

コメントにしたい行を選択してから、

MT4メタエディターコメント挿入1

メニュー → 編集 → 拡張 → コメント行にする を選択します。

MT4メタエディターコメント挿入2

下記の処理結果となり、コメント行となりました。

MT4メタエディターコメント挿入3

ショートカットキーは、マニュアルに記載がありますが日本語キーボードでは機能しないようです(2016年7月7日現在)

コメント行の解除

各選択行の頭から”//”を削除します。複数のコメント行を選択して一気にコメント解除できます。

コメント解除したい行を解除してから、

MT4メタエディターコメント解除1

メニュー → 編集 → 拡張 → コメント行の解除 を選択します。

MT4メタエディターコメント解除2

下記の処理結果となり、コメント行が解除されました。

MT4メタエディターコメント解除3

ショートカットキーは、マニュアルに記載がありますが日本語キーボードでは機能しないようです(2016年7月7日現在)

関数ヘッダーを挿入する

関数のヘッダコメントテンプレートを挿入します。
以下のような3行のコメントテンプレートが挿入されます。

//+——————————————————————+
//|                      |
//+——————————————————————+

関数ヘッダーを挿入したい位置にカーソルを置いて、

MT4メタエディター関数ヘッダー挿入1

メニュー → 編集 → 拡張 → 関数ヘッダー を選択します。

MT4メタエディター関数ヘッダー挿入2

関数ヘッダーブロックが挿入されました。

MT4メタエディター関数ヘッダー挿入3

ショートカットキー「Ctl+.」を使用しても関数ヘッダーを挿入することができます。

ブロックコメントを挿入する

1行ラインコメントを挿入します。

//—

1行ラインコメントを挿入したい位置にカーソルを置いて、
メニュー → 編集 → 拡張 → ブロックコメント を選択します。

MT4メタエディターブロックコメント挿入

ショートカットキー「Ctl+/」を使用しても1行ラインコメントを挿入することができます。

大文字にする

選択した文字列を大文字に変換できます。

MQL4ではアルファベットの大文字と小文字は区別されます。ソースを記述していくうちに定義の大文字小文字が混ざって混乱してしまった時に修正するのに便利だと思います。

大文字に変換したい文字列を選択して、
メニュー → 編集 → 拡張 → 大文字にする を選択します。

MT4メタエディター大文字にする

ショートカットキー「Ctrl+Shift+U」を使用しても大文字に変換できます。

小文字にする

選択した文字列を小文字に変換できます。

MQL4ではアルファベットの大文字と小文字は区別されます。ソースを記述していくうちに定義の大文字小文字が混ざって混乱してしまった時に修正するのに便利だと思います。

小文字に変換したい文字列を選択して、
メニュー → 編集 → 拡張 → 小文字にする を選択します。

MT4メタエディター小文字にする

ショートカットキー「Ctrl+U」を使用しても小文字に変換できます。

行インデントを増やす

プログラムのソースコードを人が読んでわかりやすいように段落を揃えます、その時に便利なのが行インデントです。

選択した行の頭に3つの空白文字(またはひとつのタブ文字)を挿入することができます。

行の先頭に空白を挿入したい行を選択するか、その行の頭にカーソルを置き、

MT4メタエディター行インデントを増やす1

メニュー → 編集 → 拡張 → 行インデントを増やす を選択します。

MT4メタエディター行インデントを増やす2

選択した行の先頭に3つの空白が挿入されました。

MT4メタエディター行インデントを増やす3

複数の行に空白を挿入する場合はそれらの行を選択してください。

行インデントを減らす

プログラムのソースコードを人が読んでわかりやすいように段落を揃えます、その時に便利なのが行インデントです。

選択した行の頭の3つの空白文字(またはひとつのタブ文字)を削除することができます。

行の先頭の空白を減らしたい行の先頭にカーソルを置き、

MT4メタエディター行インデントを減らす1

メニュー → 編集 → 拡張 → 行インデントを減らす を選択します。

MT4メタエディター行インデントを減らす2

選択した行の先頭に3つの空白が削除されました。

MT4メタエディター行インデントを減らす3

ショートカットキー「Tab+Shift」を使用しても3つの空白文字を削除できます。

メタエディターの起動 初期画面と初期設定

メタエディター(Meta Editor)はMQL4でプログラムを開発する開発環境を提供しています。ここでは、初めてメタエディターを開くときの注意点を紹介します。
MT4では、プログラミング言語MQL4を使ってエキスパートアドバイザー、カスタムインディケーター、スクリプト等のプログラムを作成することができます。これらのプログラムは自動トレードを実行したり、新しいアイディアのインディケータを実行したりすることができます。

1.メタエディターの起動方法
2.日本語表示にしましょう
3.ヘルプを開いて、英語のままの時は
4.データフォルダーについて(EA、インディケーター、スクリプトの保存場所)
5.ナビゲーターウィンドウを表示する

1.メタエディターの起動方法

・ツールバーから起動する

MT4ツールバーのメタエディターの起動ボタンをクリックします。 

MT4メタエディターをツールバーから起動する

・メニューバーから起動する

MT4メニューバーのツール→メタエディターを選択します。

MT4メタエディターをメニューから起動するから

・F4キーで起動する

MT4のウィンドウでF4キーを押します。

2.日本語表示にしましょう

メタエディターを初めて開くと英語バージョンで開きます

メタエディターのメニューバー → View → Languages → Japanese を選択します。

MT4メタエディター初期画面英語版

言語の変更を適用するにはメタエディターの再起動が必要なので、restart ボタンをクリックしてメタエディターを再起動します。

MT4メタエディター再起動

メタエディターが日本語で表示されて起動しました。

MT4メタエディター初期画面日本語版

ヘルプを開いて、英語のままの時の対応

メニューバーのヘルプ→ヘルプトピックスを開いて、ヘルプの言語が英語のままの時は、以下の手順を試してみてください。

1.メニューバーのツール→オプションを選択して、オプションウィンドウを表示する。

MT4メタエディターオプション設定をメニューから表示する

2.オプションウィンドウのヘルプをクリックする。

MT4メタエディターオプションウィンドウ

3.メタエディターユーザーガイドが日本語で表示されます。

MT4メタエディターユーザーガイド日本語

3.データフォルダーについて(EA、インディケーター、スクリプトの保存場所)

MT4で実行するEA、インディケーター、スクリプトは必ずMT4のデータフォルダーの中のそれぞれのフォルダーの中に保存しなければなりません。

データフォルダーの開き方とPC上の場所について
メニューバー → ファイル → データフォルダーを開くを選択します。

MT4データフォルダーを開く

以下のようなフォルダーウィンドウが開きます。

MT4メタエディターデータフォルダーの構成

上部がMT4のデータフォルダーの最上位下位層となります。
下部がプログラム関連のMQL4フォルダーの構成となります。

データフォルダーのPC上の場所
Windows7の場合
C:\Users\UserName\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal\71808ACDDF4589A555C107AF1E5AEBA0

1つのPCに複数のMT4がインストールされている場合、32桁の「71808ACDDF4589A555C107AF1E5AEBA0」で識別します。
証券会社が同じでも、MT4が二つインストールされていれば、32桁のフォルダーの識別IDは異なります。

EA、インディケーター、スクリプトの保管場所はそれぞれ以下の通りです。

EAエキスパートアドバイザー:\MQL4\Experts

インディケーター:\MQL4\Indicators

スクリプト:\MQL4\Scripts

4.ナビゲーターウィンドウを表示する

MT4で稼働するプログラム類を保管したMQL4フォルダーをナビゲートするウィンドウをメタエディターの左側に表示することができます。

メタエディターのメニューから開く メニュー → 表示 → ナビゲーター

MT4メタエディターのナビゲーターをメニューから開く

ツールバーから開く ツールバーの「MQLライブラリーを開く」ボタンをクリックする

MT4メタエディターナビゲーターをツールバーから開く

ナビゲータウィンドウへは、MT4のプログラム類が保存されている、\MQL4\以下のフォルダーが表示されます。

MT4メタエディターナビゲーター右クリックで処理

ナビゲータウィンドウから、修正するプログラムを選択して右クリックで、ソースを開いたり、コンパイルすることができます。

MT4 Build 985, 988リリースについて

MetaQuotes社から、MT4のVersion4.00 Build 985がリリースされました。
前回の970がリリースされてからわずか1ヶ月で新しいバグフィックス版?ですか・・・と思いながら確認してみます。

アナウンスのタイトルは、
『MetaTrader 4プラットフォームの新バージョン build 985:内蔵MQL5.communityチャット』
となっています。
ん?、コミュニティーチャットですか・・・

mql5Communityのアカウントを持てば、チャットが可能となるそうです・・・

MetaQuotes社の正式アナウンス
MetaTrader 4プラットフォームの新バージョン build 985:内蔵MQL5.communityチャット

 

以下正式アナウンスを参照しながら、コメントさせていただきます。

1.MT4のターミナルでmql5.Communityのメンバーとチャットができる

2.ターミナル:ターミナル起動時に内部メールのデータベースの読み込みが最適化されました。

以下の4つはMQL4言語の機能拡張とバグ修正が含まれるようですね

3.任意のチャート上の価格およびタイムラインの表示/非表示の機能が追加されました。以前はMQL4プログラムは、実行されているチャートのCHART_SHOW_PRICE_SCALEとCHART_SHOW_DATE_SCALEのみ変更することができました。

プログラムを実行しているチャート以外の開いているチャートの縦軸と横軸を表示非表示できるそうですが・・・どんな時に使うのでしょう?
きっと私の知らないところでこういう機能が必要なんでしょう。

4.MQL4:MarketInfo関数の為のMODE_CLOSEBY_ALLOWEDプロパティが追加されました。TRUE値は指定された商品にClose By(反対ポジションの決済)の操作が許可されていることを意味しています。

MarketInfo関数は、商品(通貨ペア)に関する様々な設定データを取得する関数です。
推測ですが、両建てポジションを持っている時に両建て解除を許す設定値を得られるのだと思われます。

5.MQL4:誤ったパラメータ値に繋がっていた、文字列パラメータのエントリーポイントOnChartEventへの引き渡しが修正されました。OnChartEventは、チャートイベントの追跡をすることができます(キーボードのキーを押す、マウスの移動など)。

OnChartEventは今のところ使っていないので、ふ~んバグがあったんだという感じですね。

6.MQL4:ObjectsDeleteAll関数を使ったグラフィックオブジェクトの大量削除が高速化されました。

これはありがたいですね、ラインオブジェクトを削除するケースはあって、意外とレスポンスが悪いなと感じていました。

7.シグナル:RUBとRURを含む通貨ペアの自動比較が改善されました。

EAによるシグナル配信に関する改善ですね。

8.テスター:テスト中のグラフィックオブジェクトの作成時間が修正されました。以前はテスト時間の代わりにターミナルの現在時刻になっていました。

バグ修正ですね。

9.メタエディター:置換えダイアログを開く際の、置換えテキストフィールドのフォーカス設定が修正されました。

細かいことですが、バグ修正ですね

10.メタエディター:現在の位置から上に検索をする場合のテキストの複数の置換が修正されました。

現在位置から上への置き換えはなぜか使わなかったので、知りませんでした・・・バグあったんですね。

11.クラッシュログで報告された不具合を修正しました。

これもバグ修正ですね。

 

この内容であれば、単なるバグフィックスと機能拡張のようなのであんまり問題はなさそうなので、LiveUpdateしておこうと思います。
最も使い始めて、何か影響があるかもしれませんね・・・

Live口座のMT4は最後にLiveUpdateすることにしましょう。

チャネルライン

チャネルには、経路、水路、溝、道筋、等の意味があります。また、価格は往々にして2本の平行線の中で動くことがあります。FXのテクニカルでいうチャネルは2本の平行なラインで囲まれた範囲を経路のように価格が動くことをチャネルの中での値動きと言います。
価格がチャネルの中で動くのか、チャネルを超えて大きく動くのか、チャネルラインを引いてトレードのエントリーとエグジットに活かします。

1.チャネルラインの引き方
2.チャネル内の値動き
3.チャネルを逸脱

1.チャネルラインの引き方

値動きを観察する2本の平行線(チャネルライン)の引き方は大きく2通りあります。

MT4でのチャネルラインの引き方はこちらを参照して下さい。

トレンドラインをベースとしたチャネルライン

 

チャネルライン(トレンドラインベース)の例

トレンドラインをベースとしたチャネルラインはトレンドラインをベースとしたチャネルラインです。
チャネルのペアラインは、上昇トレンドであれば、トレンドラインと平行に安値と安値の間の高値を通るラインです、下降トレンドであれば、トレンドラインと平行に高値と高値の間の安値を通るラインです。

アングル変化のチャネルライン

チャネルライン (アングル変化)の例

アングル変化のチャネルラインは、上昇トレンドであれば、高値と高値を結んだラインをベースラインとし、チャネルのペアラインは高値と高値の間の安値を通るラインです。
下降トレンドであれば、安値と安値を結んだラインをベースラインとして、チャネルのペアラインは安値と安値の間の高値を通るラインです。

2.チャネル内の値動き

トレンドラインをベースとしたチャネルライン

チャネル内の値動き (トレンドラインベース)の例

チャネルラインの中で価格が動くことを確認できれた時に、保守的にトレードするのであればチャネルのペアライン付近をロングポジションの利確のターゲットとして利用するトレード方法があります。
積極的にリスクを取るトレードをするのであれば、ペアライン付近でショートのポジションを取るトレード方法があります。

アングル変化のチャネルライン

チャネルライン内の値動き (アングル変化)の例

アングル変化のチャネルラインも基本的にはトレンドラインをベースにしたチャネルラインと判断は同じです。
一つ言えるのは、アングル変化のチャネルラインが引けるということは、トレンドの勢いが弱まってきている可能性があるということです。
アングル変化のチャネルラインの傾きが非常に緩やかである時、積極的にリスクを取るトレードをするのであれば、アングル変化のベースライン付近でショートのポジションを取るトレード方法があります。

保守的にトレードするのであればチャネルのペアライン付近をロングポジションの利確のターゲットとして利用するトレード方法を選択すべきでしょう。

3.チャネルの逸脱

トレンドラインをベースとしたチャネルラインの場合

チャネルの逸脱 (トレンドラインベース)の例

上昇のチャネルにおいてチャネルペアラインを超えて、チャネルの情報へ突き抜けてしまう場合は、現在のトレンドが強く加速されている状態と判断し、ポジションを積み増す(ピラミッディング)ポイントと判断するトレーダーもいます。

アングル変化のチャネルラインの場合

チャネルの逸脱 (アングル変化)の例

上昇トレンドの途中で、引くことができるアングル変化のチャネルラインはトレンドの勢いが弱まっていることを示唆する場合があります。
この状態で、チャネルペアラインをブレイクする時はトレンドが反転する可能性が非常に高まっています。

添付の図、チャネルの逸脱(アングル変化のチャネル)を参照して下さい。
どこかで見たチャートパターンでは無いでしょうか、そうですヘッドアンドショルダーですね。
この例の場合少しずれていますが、チャネルペアラインがヘッドアンドショルダーのネックラインとなっています。

アングル変化のチャネルラインを引くことにより、他のパターンを見逃しても結果としてエントリーポイントを発見する確率は高くなります。

MT4からメール送信できない

MT4でドル円のアラームをレジスタンスに設定して、到達したらメール送信するようにしておきました。
しばらく、他の作業を行っていたのですが、何気にチャートを見るとアラーム設定したレジスタンスに到達しているではありませんか!

 

あわててチャートをチェックして、エントリーするか検討しようとしましたが、時すでに遅しです。エントリーのタイミングを逃してしまいました。

あれ、さっきアラーム設定でメール送信するように設定したよなと思い、スマホのメールをチェックしたのですが、メールは着信していません。

先日、サーバーを引っ越した影響でMT4のE-メール設定に設定してあったメールサーバーの設定が送信不能状態のまま、MT4でアラーム設定をして、メール送信していたのです。
メールのサーバーも移行したのですが、うっかり設定変更するのを忘れてしまっていました。

 

あわてて、現在有効なメールアドレスと有効なメールサーバーへ変更して、テストメールを送信するのですが、うんともすんとも言いません。

 

何か問題があるのかと思い、別のドメインのメールアドレスに設定を変えても、送信不能!

 

隣のPCのMT4の設定を確認してそのMT4からは送信できることを確認。
その設定と同じ内容を設定しても、送信不能!

 

困った!

 

困った時は、MT4を再起動!
MT4を終了し、再起動しようとMT4を立ち上げるのですが、起動しません・・・
仕方がないので、パソコンを再起動します。

パソコン再起動後、MT4を再起動し、E-メール設定をMT4からのメール送信に使いたい現在有効なメールサーバーに修正して、テストメールを送信すると、あらあら、あっけなく正常終了、正しくメール送信されました。

 

ここからは推測ですが、ドメイン移行に伴い、送信不能になったメールアドレスのメーラサーバーから送信しようとした結果、MT4のメール送信機能が内部で異常終了してしまい、正しく設定しても、送信できなくなってしまったと思われます。
その上、MT4自体も起動しなくなってしまった・・・パソコンを再起動することで、異常終了していたMT4のメール送信機能がリセットされて、新しい設定を反映できた、そして正常にMT4からメール送信できた、と思います。

あくまで推測ですが・・・通常このような事態に出くわすことはめったにないと思いますが、備忘録としてここにメモしておきます。

MT4のメール送信設定方法はこちらの記事を参照下さい!

フィボナッチを使ったテクニカル

フィボナッチは、13世紀のイタリア人数学者レオナルド・フィボナッチが発見した数列です。
このフィボナッチ数列と、数列から計算されるフィボナッチ比率は、一見無秩序な動きと思える自然界の各所で観察されています。
ならば、自然界と同じように一見無秩序に思えるマーケットの値動きも、フィボナッチ数列の法則が応用できるのではないかと考えられています。

1.フィボナッチ数列
2.フィボナッチ数列と黄金比
3.フィボナッチリトレースメント
4.フィボナッチエキスパンション

1.フィボナッチ数列

1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,・・・・・・・・
この数列の規則性は、はじめの2つの1を除いたこの数列のそれぞれの数は、その1つ前の数と2つ前の数との和になっています。
1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8、5+8=13、・・・・・・
このような数列をフィボナッチ数列といいます。

このフィボナッチ数列の数字は自然界に多く見られます。
1:花の花弁の枚数は3枚、5枚、8枚、13枚のものが多い見られます
2:ヒマワリの種の並び方はらせん状に21個、34個、55個、89個、・・・と並んでいます
3:松ぼっくりやパイナップルのかさを良く観察すると右回りに8個ずつ、左回りに5個ずつ、または、右回りに5個ずつ、左回りに3個ずつになっています。

2.フィボナッチ数列と黄金比

フィボナッチ数列の隣り合う数値で、または、1つ空けた隣の数値で比率を求めてみましょう。

隣り合う上位の数値に対する比率は、0.618に近づいていきます。(右側の数値で除算)
8÷13=0.6153、13÷21=0.619、21÷34=0.6176、34÷55=0.6181

隣り合う下位の数値に対する比率は、1.618に近づいていきます。(左側の数値で除算)
13÷8=1.625、21÷13=1.6153、34÷21=1.619、55÷34=1.6176

0.618と1.618は【黄金分割比】と呼ばれ、古来から、建築、彫刻、デザインの分野、最近の身近なものではクレジットカード等、美しいと感じるデザインの中の数値の比率を求めてみると現れる比率です。

2つ上位の数値に対する比率は、0.382に近づいていきます。(1つ空けた右側の数値で除算)
8÷21=0.3809、13÷34=0.3823、21÷55=0.3818、34÷89=0.382

2つ下位の数値に対する比率は、2.618に近づいていきます。(1つ空けた左側の数値で除算)
13÷5=2.6、21÷8=2.2525、34÷13=2.615、55÷21=2.619

3つ上位の数値に対する比率は、0.236に近づいていきます。(2つ空けた右側の数値で除算)
8÷34=0.2352、13÷55=0.2363、21÷89=0.2359、34÷144=0.2361

3.フィボナッチリトレースメント

トレンドは一直線に上昇することは極めてまれで、必ず上下の波動を伴って、上昇しては調整の下げを見せて再度上昇して行きます。
フィボナッチリトレースメントは、調整の下げがどの価格までになるだろうか、調整の戻りがどの価格になるだろうかを、フィボナッチ比率を応用して推測しようというテクニカル分析手法です。

フィボナッチリトレースメントは戻りの価格を比率で計算する手法です。

フィボナッチリトレースメントの例

戻りの比率として主な比率は、38.2%、50%、61.8%です。
補助的に、23.6%と76.4%を使用するパターンもあります。

強いトレンドにおいては、最小の戻しはだいたい38.2%です。弱いトレンドにおいては最大の戻し幅は61.8%です。
特に強いトレンドにおいては、23.6%辺りが最初の戻しの目途になる場合もあります。
また、ボラティリティー(値動きの大きさ)が大きい通貨ペアなどでは76.4%辺りが最大の戻し幅になる場合もあります。

MT4のフィボナッチリトレースメントの使用方法はこちらをご覧ください。

4.フィボナッチエクスパンション

フィボナッチエクスパンションは、上昇トレンドを例に取ると、上昇トレンドの上昇幅と押し目の価格を基準として、高値を更新した時に、どのくらい高値を更新するかをフィボナッチ比率をもとに計算する手法です。

主に、利益確定のターゲットをどこに置くべきかを判断するのにつかわれます。

フィボナッチエキスパンションの例

上昇トレンド波動の上昇幅を100%ととして、押し目の価格から、比率で計算した価格をターゲット価格とします。
ターゲットを計算する割合として、61.8%、100%、161.8%が主に使われます。
レベルの追加例として、123.6%、138.2%を追加することもあります。

MT4のフィボナッチエキスパンションの使用方法はこちらをご覧ください。

英国EU離脱を問う国民投票開票経過と結果を見て

2016年6月24日(金曜日)英国EU離脱を問う国民投票の開票結果は離脱派の勝利で幕を閉じました。

株式市場、為替市場は大荒れですね。

経過を少し振り返ってん見ると
昨日の投票開始前後に発表された世論調査の結果は、EU残留派優勢の報道でした。
投票日の英国の天気は各地で荒れ模様の報道もあり、2か所ほどの投票所が閉鎖されるたとのニュースも流れていました。
マーケットは離脱は無いと判断したようで、23日だけでドル円は約3円の上昇、GBPUSDも300Pips超えの上昇を見せていました。

加えて、出口調査の結果発表は無いとなっていたところへYouGovが、独自の調査結果を投票終了後、SkyNewsで発表することを表明し、日本時間6時過ぎに実際に発表しました。

残留支持:52% 離脱支持:48% でした。

Twitterリンク: https://twitter.com/YouGov/status/746087588906307589 

英国独立党のファラージ党首はこの報道を受けて、弱気発言するほどでした。

しかしながら、開票作業が始まり、速報が出るごとに数字が離脱派有利であることを示し始め、日本時間の8時過ぎから断続的に円は買われ、ポンド、ユーロは売られて行きました。

ポンドは1985年以来の安値をつけたそうです。

Brexitが話題に上るようになってから、ポンドは売り込まれており、そう言う意味では織り込み済みでした。投票直前といっていいでしょう、離脱派有利な中、残留派の女性議員が殺害される事件があり、残留派が盛り返し、投票直前の世論調査の結果になったのでしょう。

加えて、YouGovの出口調査の結果で、残留派有利の結果ですからほぼ残留かと市場関係者が思い込んだところへ、実際の開票結果が離脱派有利で開票が進んだことが急反落の要因かと思います。

Brexitがテーマになってから、ポンドを売ってきたトレーダーは、昨日のショートカバーを耐えたのでしょうか?
ショートカバーでストップをつけさせてから再度売り込む、良く見る値動きですが、値幅が違いすぎるので意図的とは思えませんが、世論調査や出口調査の結果と違う結果に少々驚きを禁じ得ません。

 

ところで、なぜ、YouGovが意識されたのか?
2014年に行われたスコットランドの独立を問うスコットランドの国民投票がありました。
この時、YouGovは見事に調査結果を的中させているのですね。この信頼があったので今回もと皆が思ってしまったようです。

 

さて、本日私は模様眺めに徹しています。
手を出すと、テクニカル分析では無く完全なニューストレードになってしまうかなと考えているからです。
ある意味ギャンブルになってしまうかなと個人的には思っています。
取れる気がしないというのが本音です(笑)

値動きとともにスプレッドを観察していますが、ポンド系は50Pips前後のスプレッド、ユーロ系でも25Pips前後、と大きく開いています。
離脱派勝利の大勢が決定した14:00過ぎても、まだ、ポンドドルは14Pipsのスプレッドとなっています。
ドル円、ユーロドルは落ち着いてきて4~5Pipsで推移しています。
もちろん値動きがそのスプレッド以上ありますので、取れる人は取れるのでしょうが、スキャル系は苦手なのです。
一番大事なのは、トレーダーとして生き残ることだと思います。

スプレッドが落ち着く=市場が落ち着いたところで、つられて下落した通貨ペアの戻りを少し狙ってみようと思います。
来週以降は、影響が必至のユーロクロスを監視しながら、良いポイントがあれば狙いたいなと思います。

Brexit 英国EU離脱を問う国民投票日に

現在、2016年6月23日18:50(日本時間)を過ぎたところです。
イギリスでは数時間前から、EU離脱の是非を問う国民投票の投票が始まっています。

注目された、投票終了後の出口調査の結果発表は無いようです。

英国EU離脱を問う国民投票日本時間の詳細日程

投票から結果発表までの日程は以下のようになっています。

英国EU離脱を問う国民投票スケジュール

※出典:FXDD

明日6月24日の午後4:00頃には、何事もなければ結果が判明していることでしょう。

私はといえば、今週に入ってからは、EURクロス、GBPクロスのポジションは手を出していません。
もっぱらオセアニア通貨AUD、NZDと遊んでいました。今は、ポジションはスクエアで今回のイベントを迎えようと思っています。

思い返せば、昨年の1月にスイスフランショックが起こり、その余波でAlpari UKが破綻してしまいました。FXCMのような大手も大きく傷つきました。

今回は、各FX証券会社とも注意喚起を行いEURクロス、GBPクロスの通貨ペアのレバレッジを引き下げる対応を取っているようです。沢山メールが来ています(笑)

英国の国民投票は政治的なイベントなので、テクニカルでは、ほとんど予想ができません。
世論調査、賭け屋のオッズ、等いろんなニュースソースでは、現状残留派が優位となっていますが、大差がついているわけではなさそうです。

恐らく、上記の投票結果の集計で途中経過が出る毎に、大きく振られるでしょうし、スプレッドも拡大することが十分予想されています。結果がはっきりして、スプレッドが落ち着いてから、3番電車くらいで参入できそうであれば、参加しようかと思います。

とは言え、金融市場にとって歴史的イベントですので、しっかり注視して行きたいと思います。

書いている間に新たな情報です、
『YouGovが、投票終了直後に独自の調査結果をSkyNewsで発表すると表明した』
、そうです。

明日の夕方まで経緯を見守りたいと思います。

3トップ型のチャートパターン

トレンドの終えんに3つの山や3つの谷が現れることがあります。
ヘッドアンドショルダーでもなくトリプルトップにも当てはまらないのですが、3つの山や谷を注意深く観察することでトレンドの転換を捉える事ができます。
ともに前提として、パターンが現れる前にしっかりしたトレンドが存在することが必要です。

1.3トップ型パターン1

買いのパターン

 3トップ型パターン1買いの例

大きく下げたトレンドの後、1つ目の安値と2つ目の安値を結んだトレンドラインの傾きより、
2つ目の安値と3つ目の安値を結んだトレンドラインの傾きがより緩やかである時、
1つ目の安値と3つ目の安値の間の戻り高値に引いたトレンドラインを越えれば反転と判断します。

売りのパターン

 3トップ型パターン1売りパターンの例

大きく上げたトレンドの後、1つ目の高値と2つ目の高値を結んだトレンドラインの傾きより、
2つ目の高値と3つ目の高値を結んだトレンドラインの傾きがより緩やかである時、
1つ目の高値と3つ目の高値の間の戻り安値に引いたトレンドラインを越えれば反転と判断します。

2.3トップ型パターン2

買いのパターン

 3トップ型パターン2買いパターンの例

大きく下げたトレンドの後、1つ目の安値と2つ目の安値の値幅が、1つ目の安値とその戻り高値の値幅の半分以下で、
2つ目の安値と3つ目の安値の値幅が、2つ目の安値とその戻り高値の値幅の半分以下で、
1つ目の安値と3つ目の安値の間の戻り高値に引いたトレンドラインを越えれば反転と判断します。

売りのパターン

 3トップ型パターン2売りパターンの例

大きく上げたトレンドの後、1つ目の高値と2つ目の高値の値幅が、1つ目の高値とその戻り安値の値幅の半分以下で、
2つ目の高値と3つ目の高値の値幅が、2つ目の高値とその戻り安値の値幅の半分以下で、
1つ目の高値と3つ目の高値の間の戻り安値に引いたトレンドラインを越えれば反転と判断します。

3.3トップ型パターン3

パターン3は、パターン1・2と異なり、トレンドの最後の高値、安値を第1の山、谷として、その右側に2つの山、谷ができることで3トップ型のチャートパターンを形成します。

買いのパターン

 3トップ型パターン3買いパターンの例

大きく下げたトレンドの後、2つ目の安値が1つ目の安値を下抜けず、3つ目の安値が2つ目の安値を下抜けず、、
1つ目の安値と2つ目の安値を結んだトレンドラインの傾きより、
2つ目の安値と3つ目の安値を結んだトレンドラインの傾きがより急角度である時、
1つ目の安値と3つ目の安値の間の戻り高値に引いたトレンドラインを越えれば反転と判断します。

売りのパターン

 3トップ型パターン3売りパターンの例

大きく上げたトレンドの後、2つ目の高値が1つ目の高値を上抜けず、3つ目の高値が2つ目の高値を上抜けず、、
1つ目の高値と2つ目の高値を結んだトレンドラインの傾きより、
2つ目の高値と3つ目の高値を結んだトレンドラインの傾きがより急角度である時、
1つ目の高値と3つ目の高値の間の戻り安値に引いたトレンドラインを越えれば反転と判断します。

 

これらの3トップパターンはいずれも、しっかりしたトレンドができているけれども、その勢いが少しづつ落ちてきている兆候を、3トップの形状で捉え、反転を待ってエントリーするトレード戦術に適用できます。

高値を安値切り上げる、切り下げる角度が緩やかになってきている点や、押し目や戻りの調整が入った後、調整前の高値安値を元のトレンド方向へどれくらい更新しているかという点等をテクニカルに確認して、反転の兆候を捉えます。比較的見かけますので、是非探してみてください。そして、しっかり検証してご自身の判断でトレードに活かしていただければと思います。

継続型チャートパターン

チャートパターンとは、値動きの結果チャート上に現れるパターンを捉えて、その後の値動きを予測するテクニカル分析の手法です。
チャートパターンには、反転型(トレンドに重大な反転が見込まれる)と継続型(トレンドの継続が見込まれる)の二つのパターンがあり、ここでは継続型について検証します。
継続型のチャートパターンの主なものに、フラッグ、ペナント、レクタングル、等があります。

1.前提
2.フラッグ
3.ペナント
4.レクタングル

1.前提

継続型のチャートパターンにおける横ばいの動きは、トレンドの一時休止、調整を示すもので、休止、調整が終了すれば、元のトレンド方向へ戻るのが特徴です。
従って、チャートパターンが現れる前提として、トレンドと判断できる値動きが事前に認められることが重要となります。

2.フラッグ

現在のトレンドと逆の傾斜を持つ2本の平行なラインで囲まれた横ばいの値動きをし、その形が旗のような形に見えることからフラッグと呼ばれます。
トレンドが上昇トレンドにあるときはフラッグはいくばくか下を向いた形となり、下降トレンドにあるときはいくばくか上を向いた形となります。
トレンド方向へフラッグを形成するラインをブレイクすることでトレンドの休止は終了します。

チャートパターンフラッグの例

3.ペナント

現在のトレンドに対して、2本のトレンドラインが収束する形で取り囲んだ横ばいの値動きを、三角形のペナント旗のような形に見えることからペナントと呼ばれます。
トレンド方向へペナントを形成するラインをブレイクすることでトレンドの休止は終了します。

チャートパターンペナントの例

4.レクタングル

現在ののトレンドに対して、2本の水平線で囲まれた横ばいの動きを、長方形の形に見えることからレクタングルと呼ばれます。
トレンド方向へレクタングルを形成するラインをブレイクすることでトレンドの休止は終了します。

チャートパターンレクタングルの例

 

継続型のチャートパターンは、あまりに当たり前といえば当たり前になってきてしまいますが、動き始めたトレンドに乗るコストの良いエントリーポイントを示唆してくれるチャートパターンと言えます。
トレンドの初動を捕まえるのはなかなか難しく、ワンテンポ遅れても、2番、3番のトレンドに乗る上で重要なチャートパターンと考えています。