MetaQuotes社から、MT4のVersion4.00 Build 985がリリースされました。
前回の970がリリースされてからわずか1ヶ月で新しいバグフィックス版?ですか・・・と思いながら確認してみます。
アナウンスのタイトルは、
『MetaTrader 4プラットフォームの新バージョン build 985:内蔵MQL5.communityチャット』
となっています。
ん?、コミュニティーチャットですか・・・
mql5Communityのアカウントを持てば、チャットが可能となるそうです・・・
MetaQuotes社の正式アナウンス
MetaTrader 4プラットフォームの新バージョン build 985:内蔵MQL5.communityチャット
以下正式アナウンスを参照しながら、コメントさせていただきます。
1.MT4のターミナルでmql5.Communityのメンバーとチャットができる
2.ターミナル:ターミナル起動時に内部メールのデータベースの読み込みが最適化されました。
以下の4つはMQL4言語の機能拡張とバグ修正が含まれるようですね
3.任意のチャート上の価格およびタイムラインの表示/非表示の機能が追加されました。以前はMQL4プログラムは、実行されているチャートのCHART_SHOW_PRICE_SCALEとCHART_SHOW_DATE_SCALEのみ変更することができました。
プログラムを実行しているチャート以外の開いているチャートの縦軸と横軸を表示非表示できるそうですが・・・どんな時に使うのでしょう?
きっと私の知らないところでこういう機能が必要なんでしょう。
4.MQL4:MarketInfo関数の為のMODE_CLOSEBY_ALLOWEDプロパティが追加されました。TRUE値は指定された商品にClose By(反対ポジションの決済)の操作が許可されていることを意味しています。
MarketInfo関数は、商品(通貨ペア)に関する様々な設定データを取得する関数です。
推測ですが、両建てポジションを持っている時に両建て解除を許す設定値を得られるのだと思われます。
5.MQL4:誤ったパラメータ値に繋がっていた、文字列パラメータのエントリーポイントOnChartEventへの引き渡しが修正されました。OnChartEventは、チャートイベントの追跡をすることができます(キーボードのキーを押す、マウスの移動など)。
OnChartEventは今のところ使っていないので、ふ~んバグがあったんだという感じですね。
6.MQL4:ObjectsDeleteAll関数を使ったグラフィックオブジェクトの大量削除が高速化されました。
これはありがたいですね、ラインオブジェクトを削除するケースはあって、意外とレスポンスが悪いなと感じていました。
7.シグナル:RUBとRURを含む通貨ペアの自動比較が改善されました。
EAによるシグナル配信に関する改善ですね。
8.テスター:テスト中のグラフィックオブジェクトの作成時間が修正されました。以前はテスト時間の代わりにターミナルの現在時刻になっていました。
バグ修正ですね。
9.メタエディター:置換えダイアログを開く際の、置換えテキストフィールドのフォーカス設定が修正されました。
細かいことですが、バグ修正ですね
10.メタエディター:現在の位置から上に検索をする場合のテキストの複数の置換が修正されました。
現在位置から上への置き換えはなぜか使わなかったので、知りませんでした・・・バグあったんですね。
11.クラッシュログで報告された不具合を修正しました。
これもバグ修正ですね。
この内容であれば、単なるバグフィックスと機能拡張のようなのであんまり問題はなさそうなので、LiveUpdateしておこうと思います。
最も使い始めて、何か影響があるかもしれませんね・・・
Live口座のMT4は最後にLiveUpdateすることにしましょう。