価格が動く理由(なぜ価格は動くのか)

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FXトレーダーは為替の値動きがあるから利益を得ることができます(損失も被りますが・・・)
買った時の価格と、売った時の価格の差が生まれて初めて利益を得ることができます。

なぜ価格が動くのかを理解することは、為替の値動きで利益を得ようとするFXトレーダーには最も重要な基礎知識と言えます。

 

価格が動く理由は、ただ一つ、成り行き注文です。

 

売り買いどちらか一方の成り行き注文が多ければ多いほど価格は大きく動きます。
この時、注文の注文数では無く注文される通貨量が大きくなればなるほど価格は大きく動きます。

別の言い方をすると、
指値の売り手と成り行きの売り手の注文ロット(数量)合計よりも、成り行きの買い手の注文ロット(数量)が十分に大きければ価格は上がります。

逆に、指値の買い手と成り行きの買い手の注文ロット(数量)合計よりも、成り行きの売り手の注文ロット(数量)が十分に大きければ価格は下がります。

 

もうひとつ重要なポイントはストップロスの存在です。

 

ストップロス(逆指値注文)は、ストップロスで指定した価格が点灯した時点で成り行き注文が執行されます。
ということはストップロスが溜まっている辺り迄、価格が上がれば(下がれば)ストップロス注文が成り行き注文として執行されます。
そのストップロス注文のロット(数量)が十分に大きければ、更に価格は上がる(下がる)という価格の動きを示します。

ストップを狩りに来る場面、大きなストップが溜まっている価格を付けると値動きが加速します。
この加速を狙って、ロンドン時間、ニューヨーク時間にはストップロスが観測される価格まで下げる(上げる)場面が散見されます。

我々、一般トレーダーがFXトレードを行う為には、証券会社に口座を開設し、証拠金を預けて、証券会社との相対取引となります。
証券会社は、契約しているカバー先の金融機関から配信される価格(レート)を選択して、我々トレーダーに提示しています。

その提示される価格の元は、インターバンクと呼ばれる、世界中の銀行間での通貨交換のシステムです。インターバンクでの気配値(提示値)をもとに我々トレーダーが取引する価格(Price) が提示されています。

インターバンクでの取引量は最低100万通貨です。
この100万通貨は通貨ペアの左側の通貨の量です。
つまり、USDJPYであれば、100万ドル、GBPUSDであれば、100万ポンドが最低取引量です。
ドル円の為替レートを115円、ポンドドルの為替レートを1.5USドルで計算すると、ドル円の最低取引金額は1億1千5百万円、ポンドドルの最低取引金額は1億7千2百5十万円となります。

価格が動くイメージを以下に整理してみます。あくまでイメージです。

USDJPY(ドル円)のある瞬間の市場での注文状態をイメージします。

例1.比較的まとまった量の成り行き注文が持ち込まれる場合

為替の価格の動きを説明する

上記の状態に、5千万ドル(50単位)の成り行き買い注文が持ち込まれたら価格はどう動くでしょうか?

為替の価格の動きを説明する、成行買い注文が入った後の状態

103円へ価格が上昇することになります。

例2.ストップロスを巻き込む場合

為替の価格の動きを説明する、ストップロスが存在する状態で成行買い注文が入る前の状態

ストップロスの設定された金額と数量を想定して、5千万ドル(50単位)の成り行き買い注文が持ち込まれたら価格はどう動くでしょうか?

為替の価格の動きを説明する、ストップロスが存在する状態で成行買い注文が入った後の状態

一気に105円へ価格が上昇することになります。

実際のインターバンクでの取引は板方式では無く、インターバンクに参加している各銀行同士それぞれでの相対取引となっています。とは言うものの、今提示されているプライスで買います(売ります)、という成行の売買が価格を動かす大きな要因となっていることは間違いありません。

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